結婚式を控えている花嫁が心配になるのは、挙式直前になって現れる肌荒れなどのトラブルではないでしょうか。
結婚式は人生の中で最も大切な1日になるため、万全の状態で迎えたいと考えるものです。
しかし、結婚式前はストレスなどで普段以上に肌荒れなどが起きやすいと言われています。
このページでは、「結婚式直前に花嫁が陥りやすい肌トラブル一覧」から「結婚式当日にメイクで肌荒れを隠すテクニック」まで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
肌荒れに不安を感じている人は、一度チェックしておくと安心です。
大ピンチ!結婚式前に肌荒れで悩む花嫁は決して少なくない
結婚式直前に花嫁が陥りやすいトラブルの中でも、とくに心配になるのが肌荒れなどの見た目に影響するものではないでしょうか。
ゼクシィがおこなったアンケート調査では、結婚式前に起きたトラブルの中でも2番目に「体調」が挙げられています。
体調は単なる体調不良だけでなく、肌荒れやニキビなども含まれるので、決して自分だけの悩み事ではないとわかります。
引用元: カップルのホンネ通信|ゼクシィ
結婚式前はストレスやプレッシャーで肌荒れが起きやすくなる
結婚式前は準備の忙しさやストレス、プレッシャーなどでホルモンバランスが崩れやすいと言われています。
生理前のような状態をイメージするとわかりやすいと思いますが、自分の意思とは関係なく肌荒れなどのトラブルが起こる可能性が高いです。
そのため、普段から肌荒れや赤みを感じた経験がないという人でも、結婚式前だけ肌トラブルが起こるケースは少なくありません。
結婚式直前の花嫁にとって、肌トラブルはよくある出来事だと理解しておきましょう。
結婚式の直前によくある肌トラブル一覧と簡単にできる対処法
ここでは、結婚式直前に陥りやすい「よくある肌トラブル」と「自宅でもできる対処法」を紹介しています。
万が一結婚式前にトラブルに陥ったときは、対処法を利用して被害を最小限に抑える必要があります。
結婚式前に肌トラブルに陥ると結婚式に出たくないと考える人が多いですが、ストレスは最大の敵です。あまり神経質になって考えすぎないように、気をつけましょう。
肌荒れ・赤み・乾燥
結婚式前の肌トラブルの中で、最も被害が多いと感じるのは肌荒れや赤み、乾燥です。
結婚式前は些細な刺激でも肌へのダメージが強く感じ、日頃乾燥しない人でもカサカサになる例があります。寝不足や食事を抜いたことがきっかけで、肌荒れや乾燥の引き起こすケースも少なくありません。
中でも、カミソリや脱毛クリームなどで自己処理を頻繁におこなっている人は要注意です。
カミソリはムダ毛だけでなく皮膚の表面も同時に削ってしまい、脱毛クリームは薬剤の刺激で皮膚が溶ける可能性があります。
どちらも肌に大きなダメージを与えるため、結婚式前のデリケートな肌では肌荒れや赤みが起きやすくなります。
自宅でもできる簡単な対処法
結婚式前に肌荒れや乾燥を防ぐのであれば、食生活などの生活習慣に気をつけましょう。
結婚式前は準備に追われ、生活リズムが乱れがちです。
そのため栄養バランスを整え、しっかり睡眠をとるだけでも肌荒れの被害を最小限に抑えられます。
他にも自己処理による肌荒れや赤み、乾燥を防ぐのであれば、カミソリや除毛クリームの使用を控えるのがベストです。
万が一、カミソリでムダ毛を処理するときは処理後に保湿を心がけ、常に肌が潤った状態を保つようにしましょう。
毛嚢炎・ニキビ
結婚式前の肌トラブルとして肌荒れの次に多いのが、ニキビや毛嚢炎といったプツプツとしたデキモノです。
一般的にニキビは汚れや老廃物がたまるとできやすいですが、毛嚢炎は違います。
カミソリや毛抜きでムダ毛を処理したとき、赤くプツプツとした小さなできものができた経験はありませんか。
毛嚢炎は自己処理によって毛穴に傷ができ、その中に菌が入り込むことで発症します。
毛包炎は毛包の感染症です。毛の根元が、小さな赤いまたは白い吹き出物のようになります。1つの毛包だけに生じることもあれば、多くの毛包に生じることもあります。感染した毛包には、かゆみやかすかな痛みがありますが、それ以外に特に具合が悪く感じられることはありません。
炎症が悪化すると膿をもった白いニキビのようになったり、痛みや腫れを伴うケースもあります。
自宅でもできる簡単な対処法
水分補給をしながら半身浴や岩盤浴をすると新陳代謝が上がり、老廃物が流れてニキビが改善されるケースがあります。
毛嚢炎の場合は毛穴に傷がつくと発症するため、カミソリや毛抜きの使用を控えるのがベストです。
どうしてもカミソリや毛抜きを使用したいのであれば清潔なものを用意し、処理後には保湿ケアと肌の保護を徹底しましょう。
悪化して膿のようなものが溜まってしまったときは、皮膚科で専用の薬を処方してもらう必要があります。
色素沈着・黒ずみ・ニキビ跡
結婚式前に気になる肌トラブルといえば色素沈着や黒ずみ、ニキビ跡などが挙げられます。
普段は気にしていなかったシミやソバカス、黒ずみが結婚式前になって目につくケースは決して少なくありません。
色素沈着は別名「摩擦黒皮症」とも呼ばれ、肌に摩擦が起きるのが原因の一つです。
とくに結婚式では真っ白のウエディングドレスを身にまとうため、脇の黒ずみなどが目立つことがあります。
しかし、黒ずみは紫外線の蓄積やカミソリによる自己処理などさまざまな原因が考えられるので、すべての原因を取り除くことができません。
自宅でもできる簡単な対処法
すでにシミができている部位や色素沈着が進んでいる部位は、悪化させないためにも肌への刺激を最小限に抑えるのがベストです。
メラニンを抑える「ビタミンC」や「ハイドロキノン」を化粧品やサプリメントで取り入れるのもおすすめですが、使い方には注意が必要になります。
時間が経つとだんだん色素沈着が目立たなくなるケースもありますが、結婚式前に急激に改善されるケースはほとんどありません。
色素沈着を不安に感じるのであれば、早くから基礎化粧品や自己処理の方法などを見直すのがおすすめです。
埋没毛・埋もれ毛
結婚式前に陥る肌トラブルの中には、ムダ毛の自己処理が原因になる場合もあります。
埋没毛と呼ばれる肌トラブルは、皮膚の下でムダ毛が伸びてしまう状態です。
生えてくることがないので皮膚が黒ずんで見え、一見ムダ毛はないようでも汚く見えるのが特徴です。
埋没毛は、特にカミソリや毛抜きを使用したときに陥ります。
毛穴目立ち・埋没毛・毛包炎といった毛穴周辺のトラブルは若年層に多い傾向があり, 体毛除去処理との相関が非常に高かった。
引用元: 女性下肢部皮膚の加齢変化
カミソリでムダ毛を剃ると、深剃りしすぎることで断裂した毛先が皮膚の内部にとどまります。
一見ムダ毛が綺麗になったように見えますが、毛先が尖った状態のまま内部にとどまると、成長の過程で表皮に引っかかり、おかしな方向を向いたまま伸び続けます。
毛抜きで処理した際も、皮膚内部で切れ毛が起きるため同様です。
自宅でもできる簡単な対処法
埋没毛は皮膚の下に毛が埋まっている「埋もれ毛」の状態なので、毛抜きなどで皮膚を破って引っ張り出す人がいますが、決して正しい対処法ではありません。
埋没毛は無理に引っ張り出さず、自然に皮膚の外に出てくるのを待ちましょう。
結婚式前に急いで対処したい場合は無理に引っ張り出すのではなく、ピーリングなどで古い角質を取って様子をみるのがベストです。
埋没毛は乾燥している部位に起きやすいトラブルなので、日頃から保湿ケアを徹底しておくと回避できる可能性は高くなります。
もちろん、カミソリや毛抜きでの自己処理を控える努力も大切です。
結婚式当日はどうしてもメイクで隠したい!簡単にできるテクニック
結婚式当日を迎え、どうしても肌荒れやニキビが改善されなかったという人もいると思います。
挙式当日はお酒を飲んだりする機会も多いので、薬の服用などはおすすめできません。
そのため、メイクでなるべく目立たないように隠すのが得策です。メイクの力で肌荒れを目立たなくするテクニックを紹介していくので、当日に活用できるように準備しておきましょう。
- メイクをする前に消毒液で炎症を抑える
- ラメを活用して違和感なしのメイクに
- ボディメイクやボディアートで全身のニキビをケア
メイクをする前に消毒液で炎症を抑える
挙式当日にニキビなどができている場合は、メイクをする前に消毒液で炎症を抑えておくのがおすすめです。
ニキビは凹凸があるためメイクでカバーできないと考えているかもしれませんが、潰すなどの行為は絶対にしてはいけません。
潰した瞬間は凹凸がなくなって綺麗に見えるかもしれませんが、結婚式のように1日がかりのイベントだと夕方には化粧が崩れて目立つようになります。
メイクで凹凸を目立たなくすることもできるので、無理して潰したりするのはやめましょう。
朝、家を出る前に消毒液で対応し、メイクさんと相談して隠してもらうのがベストです。
ラメを活用して違和感なしのメイクに
肌荒れやニキビを隠すときに有効活用できるのが、ラメが入ったパウダーです。
ラメは光を飛ばしてくれるうえ、コンシーラーを塗った違和感をなくしてくれます。
ただし、担当するメイクさんが必ずラメの入ったパウダーを持っているとは限らないので、事前に確認しておくか自分で用意をしておくと安心です。
体全体に使用できるものを準備すると、角度によっては当日の写真に残すこともできるので一石二鳥ですね。
ボディメイクやボディアートで全身のニキビをケア
エステやシェービングの影響で全身に肌荒れやニキビができてしまったときは、ボディメイクやボディアートで隠すテクニックを利用しましょう。
ボディメイク用のファンデーションやコンシーラーは顔に使用するものよりもカバー力があり、肌荒れやニキビ、ニキビ跡を隠してくれます。
ボディアートは二の腕やデコルテにシールやアートを施すものなので、アザや傷痕なども隠せるのが魅力です。
ボディメイクやボディアートはウォータープルーフのものを使用するので、ウエディングドレスに色が移ってしまうのではないかと不安になる心配もありません。
ボディアートは式場によって対応できないケースがあるので、事前にプランナーさんに相談しておくのがおすすめです。
結婚式前に肌荒れに陥る原因はなに?
結婚式前によく陥る肌トラブルを紹介してきましたが、原因として挙げられるのは主に下記の3つです。
肌トラブルが起きる原因を知ると、事前に回避できる方法を見つけられます。
自分にはどのケースが当てはまるのか確認し、対処法を見つけていきましょう。
- ホルモンバランスの崩れ
- エステやシェービング
- ムダ毛の自己処理
ホルモンバランスの崩れ
肌トラブルになる大きな原因は、ホルモンバランスの崩れです。
結婚式前はストレスやプレッシャー、準備の忙しさからホルモンバランスが崩れやすくなります。
ホルモンバランスと聞いてもピンとこないかもしれませんが、生理前の状態をイメージすると分かりやすいと思います。
なぜか些細な出来事でイライラしたり、ネガティブな気持ちになったりなど、精神的にも影響が出るのがホルモンバランスの崩れです。
ホルモンバランスが崩れると肌の調子も悪くなり、普段と同じケアをしていても肌荒れなどが起こりやすくなります。
エステやシェービング
結婚式前だからといって慣れないエステの施術を受けると、想像以上に刺激が強くて赤みが出るケースがあります。
エステやシェービングはプロだから安心だと安易に考えていると、思わぬ落とし穴にハマる可能性があることを忘れてはいけません。
とくに背中は皮膚が薄くてデリケートなので、エステやシェービングを受けるとニキビや赤みが出る可能性が高いです。
実際に先輩花嫁の口コミには、下記のようなものがありました。
すでに数回通っているから安心だと思っている人も、挙式前はトラブルが起きるかもしれないと理解しておきましょう。
ムダ毛の自己処理
結婚式前に起こる肌トラブルの中には、ムダ毛の自己処理が原因であるケースも少なくありません。
たとえば、埋没毛や毛嚢炎などは主に自己処理で発症する肌トラブルです。
結婚式前はムダ毛を無くしてツルツルにしたいと考えるものですが、自己処理で済ませるのはやめましょう。
自己処理は肌を傷つけるリスクが高いだけでなく、挙式当日にムダ毛が生えてくる確率も高いです。
結婚式前のムダ毛処理は要注意!自己処理は絶対NG
結婚式前に肌荒れが起こる原因として、ムダ毛の自己処理が挙げられます。
しかし、せっかくウエディングドレスを着るのにムダ毛の処理をしないわけにはいきません。
結婚式前にムダ毛の処理で後悔しないためにも、思い切ってプロに依頼してみてはいかがでしょうか。
結婚式前はムダ毛を脱毛サロンで処理するのがベスト
結婚式前にムダ毛の処理をプロに依頼するとなると、多くの人はブライダルシェービングを想像すると思います。
しかし、ブライダルシェービングはカミソリでの自己処理と同じく、肌トラブルが起こる可能性が少なくありません。
結婚式前に体をツルツルにしたいのであれば、ブライダルシェービングよりも脱毛サロンを選択するのがおすすめです。
脱毛サロンは費用が高いと考えている人が多いと思いますが、キャンペーンを利用すれば数百円で脱毛が可能です。
そのうえ、脱毛サロンで施術を受けると約2週間後に一度ムダ毛が全て抜け落ち、1週間程度はツルツルの状態を維持できます。
たった1回の施術では不安に感じるかもしれませんが、挙式日だけを乗り越えたいのであれば問題ありません。
挙式日に合わせて施術を受ければ、電気シェーバーなどを購入するよりも安く済ませられるうえ、肌トラブルが起きるリスクも回避できます。
ミュゼなら格安で脱毛できる
現在ミュゼは、ウエディングドレスから露出する背中や腕、顔を含めた全身脱毛が100円で4回も体験できるキャンペーンを実施中。
さらに選べるスキンケア脱毛オプションが2回ついているので、脱毛しながら美肌効果も期待できます。
こんなチャンス、二度とないかもしれませんよ。
キャンペーンの利用だけでも問題ないので終了する前に、急いでチェックしましょう。
結婚式と生理が被りそう!肌荒れを回避するにはどうすればいい?
結婚式前に肌荒れになるのではないかと不安に感じている人の中には、挙式日と生理の周期が被っているという人も多いのではないでしょうか。
生理前はホルモンバランスが崩れるという人が多く、肌荒れになると前もってわかっている人もいると思います。
実際に結婚式当日に生理かもしれない、と不安を抱いていたという花嫁は53.4%になり、2人に1人が不安だったと回答しています。
しかし、不安に感じながらも対策を取ったという人は18.2%しかおらず、不安に感じたまま挙式日を迎えたという人が少なくありません。
産婦人科でピルを処方してもらうのも一つの選択肢
結婚式当日に生理が被ってしまうと肌荒れや化粧のノリだけでなく、ウエディングドレスに漏れてしまうのではないかという不安にも襲われます。
結婚式の最中は頻繁にトイレにいけないので、結婚式そのものが楽しめないことも考えられます。
どうしても結婚式と生理の周期が被ってしまうのであれば、産婦人科でピルを処方してもらうのも選択肢の一つです。
産婦人科の先生と相談してピルを処方してもらえば、服用のスケジュール次第で生理を早めることも遅らせることも可能です。
結婚式前に汚い肌荒れを起こさないために!日頃の手入れとケアを忘れずに
結婚式前は、普段以上に肌荒れなどのトラブルが起きやすくなります。
そのため日頃の手入れとケアを徹底し、生活習慣を乱さないように気をつけましょう。
結婚式の準備は前もって済ませておき、挙式の1週間前から慌てて徹夜する必要がないように、スケジュールを決めておくのがおすすめです。
過度のダイエットをしたり、準備の忙しさから食事を抜いたりすると、肌荒れだけでなく体調を崩すことも考えられます。
結婚式前は余裕を持って準備することが、花嫁にとって一番の課題になるのではないでしょうか。