結婚式場探しをしている人の中には、スマ婚や楽婚、ゼロ婚などの言葉を耳にした経験がある人も多いのではないでしょうか。
このページでは、「スマ婚・楽婚・ゼロ婚の違い」から「結局どれが一番お得になるのか」まで紹介しています。
話題の〇〇婚について徹底的に紹介していきましょう。
そもそも〇〇婚は式場検索サイトではなく結婚式のプロデュース会社
最近話題になっている〇〇婚は、ゼクシィやハナユメのような式場検索サイトと違うのをご存知でしょうか。
一般的にゼクシィやハナユメのような式場検索サイトの場合、式場と契約を交わしたあとは式場と新郎新婦が直接やり取りします。
式場を決定した後は、式場検索サイトであるゼクシィやハナユメと関わりを持ちません。
しかしスマ婚や楽婚、ゼロ婚のような〇〇婚と呼ばれている会社は結婚式をプロデュースする会社になるため、結婚式場探しから挙式当日までサポートしてもらえます。
〇〇婚のようなプロデュース会社と契約を交わすと、結婚式場と直接やりとりをする過程はありません。
スマ婚・楽婚・ゼロ婚の特徴を比較してみた
まずはスマ婚や楽婚、ゼロ婚の特徴を表にまとめてみたので一緒に確認していきましょう。
基本的な内容
スマ婚 | 楽婚 | ゼロ婚 | |
---|---|---|---|
自己資金 | 1万円から | 3万円から | 0円から |
提携式場数 | 全国240会場 | 全国500会場 | 東京・京都・大阪・埼玉・横浜の約120会場 |
ドレスの種類 | 約20,000着 | 約34,000着 | 約300種類 |
持ち込み料 | 無料 | 無料 | 無料 |
相談店舗の数 | 全国35店舗 | 全国25店舗 | 東京・京都・大阪の3店舗 |
自己資金とは新郎新婦が負担する費用になり、プロデューズ会社は残りを後払いにしてご祝儀でまかなうスタイルです。
基本的に持ち込み料も無料なので、ドレスや引出物などを持ち込みたいと考えている人は直接式場と契約を交わすよりもプロデュース会社を利用するほうが安く済むケースもあります。
特徴
スマ婚 | 知名度が高く、会費制など様々なニーズに応えることができる |
---|---|
楽婚 | 家族のみ、少人数結婚式、海外挙式に向いている |
ゼロ婚 | 歴史的建造物などの会場が豊富で格式高い |
それぞれの会社に特徴があるため、自分たちの希望している結婚式のスタイルがどのタイプに当てはまるのかを事前に確認しておくと、プロデュース会社の選択で失敗しません。
本当に格安の自己資金で結婚式を実現できる?先輩花嫁の口コミ付きで紹介!
はじめに表で簡単に説明をしましたが、記載してある自己資金で結婚式を実現すできるのか、疑問に思っている人が多いのでないでしょうか。
実際に各会社を利用して結婚式を実現させた先輩花嫁の口コミとともに、紹介していきたいと思います。
スマ婚は自己資金1万円から
スマ婚は現在自己資金1万円から結婚式を実現できると言われていますが、本当に自己資金1万円で結婚式を実現させた人はいるのでしょうか。
実際にスマ婚を利用して結婚式を挙げた先輩花嫁の口コミには、主に下記のようなものがありました。
- 自己資金1万円どころかご祝儀がプラスになった(20代/女性)
- 多少のオプションをつけても安かった(30代/女性)
- 持ち込みを増やして費用を抑えられた(30代/女性)
スマ婚と聞くと、結局オプションなどで費用がかさんでしまい一般的な結婚式と変わらなくなる、というイメージを持っている人が多いと思います。
しかし実際にスマ婚を利用して結婚式を挙げた先輩花嫁は、一般的な結婚式よりも自己資金を抑えられたと感じている新郎新婦が多い傾向がありました。
楽婚は自己資金3万円から
楽婚はスマ婚に並び、格安ウェディングが実現できるプロデューズ会社の中でも人気が高まってきている会社になります。
- ホテルウエディングだったのに40万くらいご祝儀が残った(20代/女性)
- 海外挙式+国内パーティでも格安で実現できた(20代/女性)
- 会場の選択肢が多かったので予算を超えてしまいそうな会場は避けた(30代/女性)
多くのゲストを集めてご祝儀でまかなうという格安ウェディングのスタイルではなく、家族のみの挙式や少人数結婚式、海外挙式などにも対応しています。
会場の選択肢が多く、予算や招待するゲストの人数に合わせて式場を選べられるのもメリットです。
ゼロ婚は自己資金0円から
ゼロ婚は東京・埼玉・大阪・京都・横浜の5つの地域のみに対応している、格安ウェディング会社です。
- オプションを追加したため自己資金が発生しそうになったが、プランナーさんに相談したら抑えられた(30代/女性)
- 自己資金0円でも結婚式のクオリティが下がらなかった(20代/女性)
ゼロ婚はまだまだ認知度も低く、あまり口コミを見つけられませんでした。
しかし利用した花嫁の中にはプランナーさんが信頼できたため契約をしたという人が多く、自己資金を安くするのはもちろん、安心を求めている人が多い傾向があります。
提携している式場数やドレスの数が一番多いのはどこ?
格安ウェディングの会社を選択する上で、提携している式場数や選択できるドレスの数は重要になってくると思います。
提携していない結婚式場では結婚式を挙げられないですし、ドレスも着れません。
スマ婚や楽婚、ゼロ婚の中で提携している式場数やドレスの数が多いのはどこなのでしょうか。
提携している式場数が一番多いのは楽婚
冒頭の表でも説明したように提携している式場数は、スマ婚が全国240会場、楽婚が全国500会場、ゼロ婚が東京・埼玉・京都・大阪・横浜の約120会場です。
提携している会場が一番多い会社は全国500会場ある楽婚になり、より多くの選択肢を得られます。
ドレスの種類が一番多いのも楽婚
ドレスの種類に関しても、冒頭で紹介した表を参考にして考えていきましょう。
スマ婚は約20,000着、楽婚は約34,000着、ゼロ婚は約300種類となっています。
ゼロ婚のみ種類による表示しかしていませんでしたが、種類ごとにサイズ展開があると考えても、スマ婚や楽婚に比べると少ない結果になります。
そのためドレスの種類が一番多いのは楽婚になり、より気に入るドレスが見つかりやすいという結果になりました。
スマ婚・楽婚・ゼロ婚のキャンペーン内容は?
スマ婚や楽婚、ゼロ婚のような格安ウェディングの会社を選択するのであれば、一層お得になるキャンペーンを見逃してしまってはいけません。
それぞれキャンペーン内容が違うため、事前に確認してからどの会社を選択するのか考えるようにしましょう。
スマ婚は先着で有名テーマパークのペアチケットをプレゼント
スマ婚が開催しているキャンペーンは大きく分けて4つあります。
- 直近割!半年以内の挙式でお得に
- 有名テーマパークのペアチケットをプレゼント
- カラードレスの1着レンタルをプレゼント
- マタニティドレスのレンタル&マタニティフォト
スマ婚は半年以内に挙式を予定している人には直近割を提供し、サロンに相談をしにきた人の中でも毎月全国で先着50組に有名テーマパークのペアチケットをプレゼントしています。
ドレスのレンタル代などが無料になるケースも多いので、キャンペーン内容はあらかじめきちんと確認しておくようにしましょう。
楽婚は直前割が充実している
楽婚が開催しているキャンペーンは、主に3つのものがあります。
- 今月のPICKUP会場キャンペーン
- 直前割キャンペーン
- 直前割キャンペーン
毎月楽婚が選定をした会場がピックアップされており、その会場で契約をすると費用が安くなるキャンペーンや、定められている期間に挙式披露宴をすると適応されるキャンペーンなどがあります。
ただしスマ婚のようにサロンに足を運ぶだけで得られるキャンペーンがないため、注意しましょう。
ゼロ婚はブライダルフェアでの特典が豊富
ゼロ婚は現在、スマ婚や楽婚のようなキャンペーンを開催していません。
しかしサロンに足を運ぶだけでスイーツを食べられるスイーツフェアや、WEB予約限定で試食会を開催しているケースがあります。
各サロンによって開催しているブラダルフェアの内容が変わってくるため、あらかじめ確認しておくと安心できますよ。
スマ婚・楽婚・ゼロ婚のメリットやデメリットまとめ
ここまでスマ婚や楽婚、ゼロ婚ついて紹介してきましたが、結局どのサイトを利用すればいいのかわからない、なんて人がほとんどだと思います。
そのため簡単に比較できるよう。各会社のメリットやデメリットについてまとめてみました。
スマ婚のメリット・デメリットまとめ
スマ婚のメリットやデメリットを見てみると、自分たちの望む結婚式のスタイルによって満足できる結果になるのか大きく変化するとわかります。
スマ婚のメリット
- 自己資金1万円から結婚式を実現できる
- キャンペーン内容が充実している
- メールや電話で打ち合わせをすることができる
スマ婚のデメリット
- オプションをつけると一般的な結婚式の費用と変わらない
- 結婚式にこだわりたい人には向いていない
- 日取りを自由に選択することが難しい
実際に自己資金1万円で結婚式を実現できるのはメリットですが、結婚式を自由に計画したい新郎新婦はオプションを追加して結局費用がかさんでしまうケースも考えられます。
スマ婚はキャンペーン内容が充実しているので、一度サロンに足を運んでみる価値はあるのではないでしょうか。
楽婚のメリット・デメリットまとめ
次は、楽婚に関するメリットやデメリットを確認していきましょう。
楽婚のメリット
- 和婚や海外挙式でも満足できる
- 提携している会場やドレスの種類が豊富
- 専属のプランナーが当日まで担当してくれる
楽婚のデメリット
- キャンペーンでの特典が少ない
- 理想の結婚式が実現できない
- 希望の日程で式場を確保するが難しい
楽婚は提携している会場の数やドレスの種類が多いのがメリットですが、キャンペーンでの特典が少ないのがデメリットでもあります。
そのため選択肢が多いほうがいいと考えている新郎新婦は、楽婚を選択するのがおすすめになります。
ゼロ婚のメリット・デメリットまとめ
ゼロ婚はサロンまでの距離が遠い人でもスカイプなどで顔を見ながら打ち合わせできるのがメリットですが、パッケージとして結婚式の内容が決まっている場合が多く、自由な結婚式ができないのがデメリットです。
ゼロ婚のメリット
- 費用を後払いにできる
- 決められたパッケージのため準備が少ない
- 遠方でもスカイプなどで打ち合わせができる
ゼロ婚のデメリット
- 最低限必要なアイテムしか含まれていない
- やりたいことができずに後悔する可能性がある
- 自由な結婚式を実現するのは難しい
ゼロ婚はまだまだ対応しているエリアが狭いものの、プランナーさんに対する口コミがいいものばかりです。
結婚式を信頼して任せられるプランナーさんを探しているような新郎新婦は、ゼロ婚を利用するのがいいのではないでしょうか。
結局どれが一番おすすめなの?お得なのはどこ?
スマ婚や楽婚、ゼロ婚などの〇〇婚について紹介してきましたが、この中でも一番お得になるのはサロンに足を運ぶだけで有名テーマパークのペアチケットをゲットできるスマ婚です。
結婚式に対するキャンペーン内容が充実しているだけでなく、サロンに行くだけで特典を受けとれるなんて契約を決めなくてもお得ですよね。
格安ウエディングを検討しているのであれば、まずはスマ婚で相談してみるのがいいのではないでしょうか。