結婚をする時は様々な手続きが必要になってくるため、何から手をつけていけばいいのか分からないなんて人も多いのではないでしょうか。
手続きをする順番に気をつけていないと何度も市役所に足を運ばなければいけなくなってしまったり、必要以上に時間がかかってしまうようなこともあります。
このページでは、「手続きをおこなう効率的な順番」から「手続きをする際に気をつけるべきポイント」まで紹介しています。
結婚の手続きは、婚姻届を提出するだけで終わるものではありませんよ。
結婚する時に必要になる手続きって何がある?
結婚をする時に必要な手続きには、大きく分けて2つのものがあると思います。
婚姻届と引越しに関する手続きは、今から結婚をするカップルにとって誰もが通る道ではないでしょうか。
まずは婚姻届と引越しの手続きについて説明していきたいと思います。
婚姻届
結婚する時におこなう手続きといえば、第一に婚姻届ではないでしょうか。
婚姻届は夫婦になるための手続きでもあるため、最初に提出するべき届けでもあります。
婚姻届はどこの市役所でも24時間365日受け付けていますが、利用時間外に提出をする時は不備などがあると差し戻しをされてしまうこともあるため、スムーズに進めるためにも記入ミスはしないようにしましょう。
転出届と転入届
引越しをする時は、まず今住んでいる地域の市役所で転出届を発行してもらいましょう。
そして引越し先の市役所に転出届を持参し、転入届の手続きをおこないます。
転出届は転出の2週間前から受け付け可能になり、転入届は転出届を発行してから2週間以内が期限になります。
そのため引越しをする日にちが確定したら市役所に足を運ぶ日にちも決めてしまいましょう。
手続きを無駄なく進めるためには、あらかじめ細かいスケジュールを決めておくことがコツになるのです。
3つのパターンで手続きの内容と順番が変わる
結婚をする時は、ほとんどが3つのパターンに分けられることが多いと思います。
そのため自分がどのパターンに当てはまるのか確認し、手続きの漏れや順番の違いがないか確認しておきましょう。
- 婚姻届を提出してから引越しをする
- 引越しをしてから2週間以内に婚姻届を提出する
- 引越しをして2週間以上後に婚姻届を提出する
婚姻届を提出してから引越しをする
新居は確定していないが先に婚姻届は出してしまいたい、という人もいますよね。
まずは婚姻届を提出してから引越しを進めるという場合は、まず氏名変更の手続きを済ませるのがベストです。
そして引越し先が決まり次第、転出届を準備し引越し作業を進めていきましょう。
引越し先の市役所で転入届を提出したら、住所変更を順番におこないます。
引越しをしてから2週間以内に婚姻届を提出する
結婚と引越しを同時におこなうのであれば、このケースが一番スムーズに手続きを進めることができます。
まずは転出届を発行してもらい、引っ越しを完了させてから転入届と婚姻届を提出します。
氏名変更や住所変更の手続きが必要なものは、この時まとめて済ましてしまいましょう。
市役所に何度も足を運ぶ必要もなく、氏名や住所の変更も一度に終えることができるため、手間になることもなく一番簡単な方法でもあります。
引越しをして2週間以上後に婚姻届を提出する
すでに同棲をしているカップルや、まずは同棲期間を準備してから、というカップルも多いですよね。
そんなカップルは、引越しをしてから婚姻届を提出するまでに期間が開いてしまうと思います。
転出届を発行してもらい転入届の手続きを済ませたら、住所変更の必要なものを先に手続きしてしまいましょう。
そして後日婚姻届を提出し、氏名変更の手続きをおこないましょう。
入籍後や引越し後に氏名変更や住所変更をするもの
氏名や住所の変更手続きが必要なものは、下記のようなものがあります。
- 運転免許証
- パスポート
- 銀行口座
- マイナンバーカード
- クレジットカード
- 生命保険
この中でも運転免許証は一番に手続きをおこなうようにしましょう。
銀行口座やクレジットカードなどは、運転免許証のような身分証明ができるものがないと手続きをすることができません。
マイナンバーは転入届や婚姻届を提出したと同時に市役所で変更をしてもらうと、何度も市役所に行く手間が省けます。
ハネムーンのためにもパスポートは早めに変更をしておこう
パスポートは頻繁に使用することもないため手続きを後回しにしてしまいがちですが、ハネムーンで海外に行く場合は早めに手続きをするようにしましょう。
パスポートは他の手続きのように、その場にすぐにできるようなものではありません。
住民票は多めに発行してもらうと手間が省けることもある
結婚の手続きをおこなう上で、なるべくスムーズに済ませていきたいのであれば、婚姻届を提出した時に住民票を多めに発行してもらうようにしましょう。
住所や氏名の変更は思いがけない手続きで住民票の控えなどが必要になることもあります。
万が一必要になった時のことを考え、何度も市役所に足を運ばなくてもいいように住民票は数枚発行してもらうようにしましょう。
会社でしなくてはいけない手続きについては、下記の記事で詳しく紹介しているので合わせてご覧ください。
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