最近は結婚する前にブライダルチェックをしておいたほうがいい、と言われていることをご存知でしょうか。
ブライダルチェックとは結婚をする前におこなう、健康診断のようなものです。
年々、晩婚化も進んできているため、結婚をしてから出産までの期間をあまり長く確保できないという人も多いですよね。
そのため結婚をしてから体に異常があることが発覚すると、パートナーにも迷惑をかけてしまうことになるのです。
ブライダルチェックを受けて、不安のない新婚生活をスタートさせましょう。
結婚前にブライダルチェックはおこなっておくものなの?
ブライダルチェックという言葉に馴染みのない人のほとんどは、婦人科系に不安を抱えている人が結婚を機に確認しにいくもの、と安易に考えているのではないでしょうか。
たしかにブライダルチェックとは、一般的な健康診断よりも妊娠や出産に関する検査が多く含まれています。
しかしブライダルチェックの中には、女性特有の病気に関する検査も多く含まれているのです。
ブライダルチェックは今までの日常生活では気がつくことができなかった疾患や、新生活に向けて今後注意しなければいけないことを知るきっかけになります。
そのため結婚を検討している人は、必ずブライダルチェックをしておくことがおすすめなのです。
ブライダルチェックは保険が適用される?されない?
ブライダルチェックは健康な人の検査をするため、健康診断のように保険の適用がされません。
どの検査をおこなうにしても、すべて全額自費でおこなうことになるのです。
ブライダルチェックにかかる費用は?
ブライダルチェックにかかる費用は女性の場合で2〜5万円程度、男性の場合でも3万円程度かかります。
カップルでの受診を促している病院でも二人で8〜10万円かかることもあるため、病院によって検査できる内容と料金を確認する必要があります。
男性もブライダルチェックをおこなっておくべき?
実はブライダルチェックは女性だけでなく、男性でもおこなうことができます。
最近の統計では不妊原因の約40%は男性にあるといわれているため、不妊は女性だけに原因があるという時代ではなくなってきています。
そのうえ男性は自分に原因があることに気がつかず、女性にばかり不妊治療を促してしまいがちなのです。
女性が何年も不妊治療をしても成果が出ず、実は男性側に原因があることが後からわかっても、その数年の差で男性にかかる治療の時間と期待できる効果は大きく変わってきてしまいます。
もしも女性と同じタイミングで検査をしていたら早くから治療をすることができたのに、何年も気がつかないまま治療が遅れてしまうケースは少なくないのです。
男性にもブライダルチェックを受けてもらうよう、最近ではカップル揃って検査ができるような病院も増えてきています。
ブライダルチェックの内容は?
ブライダルチェックの内容は、男性も女性も内容にあまり変わりはありません。
- 問診
- 内診
- 血液検査
- 尿検査
- 超音波検査
上記の検査の内容は項目によって調べることができる病気も変わってきてしまうので、もしも自分で不安に感じている部分があるなら、追加で検査してもらうようにしましょう。
一概に血液検査といっても、ほとんどの場合が貧血ではないか、腎臓や肝臓の機能が正常なのかの確認程度しかしていません。
細かく検査をしてほしい場合は、自分から検査を依頼するようにしましょう。
ブライダルチェックって痛いの?
初めて婦人科を受診する女性が不安に感じるものが、内診時の痛みではないでしょうか。
内診をするときには痛みを伴うものなのか、我慢することはできるのか、恥ずかしい思いをするのではないかなど、心配になってしまうと思います。
しかし内診室はカーテンで仕切られているため医師と顔を合わせながらおこなうことはありませんし、潤滑剤を使用するので痛みを感じることもありません。
ブライダルチェックは簡単な検査のみなので、痛みを伴うほどの検査をおこなうことはないのです。
ブライダルチェックを受けるタイミングはいつ?
ブライダルチェックは、結婚が決まってから結婚式を挙げるまでの期間に受診しておくのがおすすめです。
結婚をする前に受けておいても問題はありませんが、時間が開きすぎてしまうと結果が変わってしまっていることも考えられます。
そのため結婚が決まってからブライダルチェックをするのが、最適な時期なのではないでしょうか。
しかし内診などもあるため生理がきている期間や、体調が優れていない期間の受診は正しい結果がでないのでやめましょう。
ブライダルチェックで異常があった場合はどうすればいいの?
ブライダルチェックで何か異常が発覚してしまった場合、素直にパートナーに話しをするようにしましょう。
ブライダルチェックで問題があった時、多くの人はパートナーに隠してしまうと思います。
しかし、今後新婚生活をしていく中で病気の有無を隠していてはいけません。
ブライダルチェックは体に異常がないことを確認するためでもありますが、このように逆に異常が見つかってしまうこともあります。
しかしブライダルチェックで発覚した異常は早期発見ができたおかげで、きちんと治療に専念することができるようになったということです。
1〜2割の人は疾患が見つかっている
ブライダルチェックをおこなった人の中では、約1〜2割の人に疾患が見つかっているといわれています。
実は、疾患が見つかることはそれほど珍しいことではないのです。
見つかる疾患によって軽度のものから重度のものまで差はありますが、ブライダルチェックをしておくことで重症化せずに済んだという話もあります。
疾患が見つかることでショックを受けてしまうとは思いますが、パートナーと協力して回復していけるようにしましょう。
ブライダルチェックと不妊検査の違いとは
ブライダルチェックは、よく不妊検査だと勘違いをされていることがあります。
そのためブライダルチェックに行ってほしいと言うと、パートナーなのに信じていないのかと喧嘩になってしまうことがあるのです。
しかし、実際のブライダルチェックは妊娠した時に困るようなことはないか、健康な体なのかを検査するものになります。
不妊検査のように、妊娠できない原因がどこにあるのかを検査するものではないのです。
ブライダルチェックは簡単な検査しかおこなうことができないため、ブライダルチェックをしていても不妊である確率は決して少なくありません。
もしもブライダルチェックだけでなくきちんとした不妊検査を望んでいるのであれば、初めから不妊専門クリニックで検査をしてもらうようにしましょう。