友人や職場の人たちは招待せず、身内だけで結婚式をおこないたい人へ。
「盛大なパーティはしたくない」という一方で、「けじめとして儀式はしておきたい」という2つの気持ちがあると思います。
- 親族だけの小規模な結婚式なら、費用は安い?
- 一般的な披露宴とは流れが違うの?
このような疑問を抱いている人も、多いでしょう。
このページでは、「親族のみの結婚式にかかる費用相場」から「食事会の進行方法」について紹介していきます。
結婚式を親族のみでおこなうのはアリ?どのくらいの割合の人がやってる?
そもそも親族のみで結婚式を挙げるのは一般的にどうなのか、気になる人もいると思います。
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると、ゲストが親族のみだった人は全体の1割程度になります。
つまり…
10組に1組は、親族のみの結婚式を選択しているということです。
意外と多くのカップルが、親族のみの結婚式をおこなっていることがわかります。
またゲストの人数は年々、減少しており、親族のみの結婚式の割合は今後さらに増えると思います。
友人や職場の人に角が立ったりしない?
友人や職場の人に角が立つのではないかと心配している人もいるかもしれませんが、親族のみで結婚式をおこなっても失礼には当たりませんので安心してください。
むしろゲスト40人以下で結婚式をおこなう人の割合は、年々増加しています。
ゲストの人数が減っている理由は、以下のとおり。
- 給料が少なくて大規模な結婚式をおこなう経済的余裕がない
- 35歳以上の初婚率の増加に伴って、派手な結婚式を好まない人が増えている
親族のみで結婚式をおこなうカップルは珍しくなく、それによって友人や職場の人との関係について心配しなくてもよいということです。
ただし結婚報告をするときに、身内だけで結婚式をおこなう旨は伝えておきましょう。
身内だけの結婚式にかかる費用は約120万円
親族のみの結婚式にかかる費用は、だいたい120万円です。(ゲスト20人と仮定)
ただしご祝儀がもらえるので、自己負担は30〜50万円ほど。
とはいえ、これは世間の平均金額です。
やり方次第では、もっと費用を抑えることもできますので、その裏技を紹介していきます。
ゲストが10〜40人の場合にかかる費用について知りたい人は、下記の記事も合わせてご覧ください。
少人数結婚式の費用は?相場から全体の流れまでわかりやすく解説
少人数結婚式の費用を招待人数別で紹介すると共に、節約術についても解説しています。結婚式の流れや少人数結婚式の向けの演出も合わせて紹介していますので、ゲストが少ないことが悪目立ちして寂しい結婚式にならないように、しっかりと確認しておきましょう。
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ハナユメについてもっと詳しく知りたい人は、下記の記事も合わせてご覧ください。
ハナユメを使って結婚式を挙げた感想|選んで良かったサービスの内容を紹介
私が実際にハナユメを利用して結婚式を挙げた流れや感想を紹介しています。結婚式の質は落ちないのか、いくら割引してもらえるなどハナユメを利用する際に気になるポイントを実体験から解説!利用するか迷っているプレ花嫁のみなさんの疑問に答えていくので、要チェックです。
食事会の進行をしっかりと決めておかないと親戚の集まりの延長に!
親戚の集まりの延長にならないように、食事会の進行はしっかりと考えておきましょう。
進行例は、以下のとおりです。
- 迎賓
- 新郎からのウェルカムスピーチ
- 親族紹介
- 乾杯の挨拶
- 演出
- 両家代表挨拶
- 新郎から感謝の挨拶(締めの言葉)
この流れを守る必要はなく、自由にカスタマイズすれば↓良いですが、いくつか押えておくべきポイントがあります。
新郎からの挨拶はしっかりとやろう
「親族のみだから形式ぶったことはやらなくていい?」と思われるかもしれませんが、新郎の挨拶は必ずおこないましょう。
集まってくれたことへの感謝は、身内とはいえ、しっかりと伝えるべきだからです。
新郎の挨拶がないと、親戚の集まりと変わらなくなってしまいますので注意してください。
乾杯の挨拶は新郎側の親族にやってもらうのがベター
職場の上司や学生時代の恩師などを招待しない親族のみの結婚式では、誰に乾杯の挨拶をお願いしようか迷ってしまうと思います。
基本的には、新郎側の親族にやってもらうのがベターです。
叔父などの中から、適任者を決めてお願いしましょう。
依頼方法は、直接会ったときや電話などで事前にお願いしたうえで、あらためて招待状でも乾杯の挨拶をお願いする旨の付箋をいれます。
いきなり招待状で依頼するのは、失礼に当たりますので注意してください。
人数に合った演出を選ぼう!ゲーム形式にするのもおすすめ!
人数に合わない派手な演出をしてしまうと、ゲストを置いてきぼりにしてしまい、盛り上がらない可能性があります。
少ない人数を活かした、ゲスト全員で楽しめるゲーム形式の演出を紹介していきますので参考にしてください。
- 新郎新婦にまつわるクイズ
- 似顔絵リレー
- 何のランキングか当てるゲーム(「見た目がこわいランキング」などにしてゲストを当てはめる)
また親族紹介では、ただ名前を呼ぶだけでなく、その人との思い出話も合わせて紹介するとアットホームな式になると思います。
一人一人の似顔絵を描いた紹介カードを用意しておくのも、面白いでしょう。
両親への花束贈呈や花嫁の手紙など、人数に関係ない定番の演出を取り入れるのもおすすめです。
家族に余興をしてもらうケースも多い
親族のみの結婚式で余興をしてもらう場合、家族におこなってもらうケースが多くなります。
余興の内容がバレてしまうので、可能であれば直接、会場とやりとりしてもらうのがベターです。
とはいえ、一般の披露宴より式の時間が短いぶん、余興がなくても間が持たなくなることはありません。
絶対にやらなければいけない訳ではない、ということです。
司会は自分たちでやるとアットホームに
親族のみの結婚式では、自分たちで司会をおこなうとアットホームな雰囲気になってよいと思います。
ただしお色直しなど、新郎新婦がいない場面がある場合は、リードする人が必要になりますので注意してください。
自分たちでやりたくなければ、プロや親族にお願いすることになります。
プロや親族に司会を依頼する場合にかかる費用
プロ | 司会料として平均6〜7万円 |
---|---|
親族 | お礼として平均3万円 |
親族にお願いする場合、アットホームな雰囲気は守れますが、司会を依頼した人に披露宴中くつろいでもらえなくなるデメリットがあります。
お願いするのであれば、司会の原稿は新郎新婦で作成し、事前に打ち合わせをして司会者の負担を減らしてあげる配慮も大切です。
プランナーがおこなってくれる式場もありますので、確認してみてください。
親族のみの結婚式ではどこまで呼ぶべき?
結婚式に招待する親族の範囲は、以下が一般的です。
- 両親
- 兄弟・姉妹とその配偶者
- 叔父(伯父)・叔母(伯母)とその配偶者
- 祖父・祖母
いとこや甥・姪を招待するケースも多いですが、交流がなければ呼ぶ必要はありません。
一方で、いとこの子供など関係性の遠い人であっても、関わりがあるのであれば招待したほうがよいケースもあります。
家庭によって親戚との付き合い方は違うと思いますので、両親とも相談しつつ、どこまで呼ぶか決めてください。
席次表の配置はどうやって決めればいい?
親族のみの結婚式の場合、新郎新婦に近いほうから親戚、兄弟・姉妹、両親の順に座ります。
円卓と長テーブルそれぞれの席次の例は、以下のとおりです。
円卓の場合
長テーブルの場合
一般的には円卓が多いですが、親族のみなら長テーブルにして、ゲスト全員で話ができるようにするとよいと思います。
ツイッターに参考になる投稿がありましたので、紹介します。
きょーは姉のレストランウェディング!!
さくら満開で綺麗😍こんな日だから髪を気合い入れて巻き巻き(笑) pic.twitter.com/Lh7nTJf72Q
— 👊ありす👊 (@nin_conan) 2019年4月7日
これで悩まない!結婚式に親族のみ招待する場合によくあるQ&A
結婚式に親族のみ招待する場合、人数が少ないからこそ、どうすればいいか迷ってしまう場面がでてきます。
よくある疑問に答えていきますので、参考にしてください。
招待状は送ったほうがいい?
親族のみとはいえ、招待状は送ったほうが良いでしょう。
特に年配の人は招待状がないと失礼だと感じるケースも多く、送らないと印象が悪くなってしまう可能性があります。
また頑張って手作りすると、来てほしい気持ちが伝わるのでGood!
数は多くないのですから、できるだけ手作りして渡すことをおすすめします。
受付は必要?誰に依頼すればいい?
受付がないとゲストがご祝儀をどうすればいいのか困ってしまうため、設置するのがベターです。
どうしてもお願いできる人がいなければ受付なしでも仕方ありませんが、その場合はゲストに事前にアナウンスしておいてください。
服装はどうすればいい?食事会でもウェディングドレスを着るの?
挙式はウェディングドレスとタキシード、食事会ではフォーマルなワンピースとジャケットなどに変更するやり方でもOKです。
もちろんお色直しをして、カラードレスや和装を着ても問題ありません。
ただし費用がかさんでしまいますので、その点には注意してください。
親族のみで挙式をして、披露宴から友人を招待するのもあり?
挙式は親族のみで、披露宴から友人も招待して盛大におこなう方法も珍しくありません。
中には、身内だけで海外挙式をして、帰国後にお披露目パーティをおこなう人もいます。
型にとらわれず、自分たちらしい結婚式を作り上げましょう。
海外挙式について詳しく知りたい人は、下記の記事も合わせてご覧ください。
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海外挙式の費用を国内挙式と比較して、海外ウエディングを諦めてしまう人が多い理由を解説しています。海外挙式を諦めたくない人のために結婚式費用の節約術についても紹介していますので、費用を抑えつつ海外リゾート婚をおこないたい人は要チェックです。
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