贈呈品の画像

結婚式では披露宴の最後に花嫁の手紙を読み、両親へ花束を渡しているイメージができる人も多いのではないでしょうか。

しかし両親へプレゼントするものは花束だけが一般的なのか、他にも渡すべきなのか、いざ自分が贈る立場になるとわからなくなってしまうものです。

このページでは、「両親へのプレゼントにかかる料金の相場」や、「贈呈品のおすすめランキング」などを紹介しています。

「ポイント」

結婚式では、両親への感謝の気持ちを表現することも大切になってくるのです。

結婚式での両親への贈呈品の相場は?

プレゼントの画像

結婚式では上司からの主賓スピーチやキャンドルサービスのような演出だけでなく、披露宴の最後に両親へ贈呈品を贈る演出というものもあります。

贈呈品には様々な種類のものがありますが、ゼクシィ結婚トレンド調査では平均35,000円の記念品を準備したという回答になっていました。

親への記念品の費用は両家合わせていくらでしたか?

親へのギフトの金額を尋ねたところ、「2万~2万5千円未満」が20%で最も高く、「1万~1万5千円未満」が 16%、「3万~3万5千円未満」が14%、「8万円以上」が9%で続く。平均は3.5万円となった。

贈呈品費用のグラフ

しかし約9%のカップルは80,000円以上の贈呈品を準備しているため、金額よりも自分たちのプレゼントしたいものを用意することが重要なのではないでしょうか。

記念品としておすすめのプレゼントランキング

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結婚式での両親への贈呈品として、おすすめしたいアイテムをランキングにしてみました。

しかし自分たちの検討していたアイテムが入っていなかったからといって、変更する必要はありません。

あくまで一般的に人気のある商品なので、悩んでいる人は紹介する商品の中から選んでみてはいかがでしょうか。

1位 花束やプリザーブドフラワー

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やはり両親への贈呈品で定番なのは、花束やプリザーブドフラワーではないでしょうか。

多くのカップルが花束と何か他にギフトを、と考えているため、花束は贈る前提になっていることもあります。

花束をなくして他のものを贈るのもいいかもしれませんが、演出であればゲストから見ても何を渡しているのかが分かるほうがいいですよね。

「こちら」

たとえば時計のような小さいものよりも、花束のような見栄えがする物のほうがおすすめなのです。

2位 旅行券などの夫婦で楽しめるもの

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花束を贈る前提になりますが、旅行券や商品券などの夫婦で使用することができるものもおすすめです。

とはいえ人によっては豪華なものが欲しかった、なんて思われてしまうこともあるため両親の趣味や嗜好を考えながら選択するようにしましょう。

「ポイント」

実用的でないものよりも、日常で活用できる物のほうが嬉しいと考えている人は少なくないのです。

3位 ウエイトベアーや体重米などの生まれた時を思い出すアイテム

くまのぬいぐるみの画像

結婚式だからこそ贈ろう、と思えるようなプレゼントにするのもおすすめです。

最近では新郎新婦が生まれた時の体重と全く同じ重さのウエイトベアーや体重米を贈ったり、生まれた年のワインを贈ることも増えてきています。

「こちら」

ウエイトベアーなどは結婚式後に持ち帰るのが重たいと思われてしまうこともあるため、パートナーともよく話し合うようにしましょう。

番外編:3連時計がおすすめ!

時計の画像

贈呈品は両家の両親に渡すだけでなく、自分たちにも何か関連するもののほうが、心にも形にも残るため記念になりますよね。

そんなアイテムの中でもおすすめしているのが、一本の木から作った3連の時計です。

木目が続いているため両家と新郎新婦の3家族で繋がりを意識でき、時計なので部屋に置いてあっても困ることはありません。

木を使用しているため長い期間使用することができ、同じ時を刻んでいくという意味でも両家に贈る贈呈品としておすすめになります。

贈呈品はどこで準備するもの?

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結婚式で両家の両親に贈る記念品はどこで準備するのが一般的なのか、周りの意見を知りたいと思うものですよね。

通販や百貨店などで探して持ち込みをするのか、結婚式場と提携をしているショップを利用するべきなのか悩んでしまうと思います。

結婚式場と提携しているショップがほとんど

マイナビウエディングのアンケート調査では、両親への贈呈品を準備したというカップルの約50%が会場と提携しているショップで手配をしたと回答していました。

どうしても両親に贈りたいものがあるというカップルでない限りは、式場提携のショップを利用するのが探す手間を省くこともできるため最適なのではないでしょうか。

プレゼントとしてふさわしくないアイテムとは

結婚式場の画像

両親への贈呈品には、祝い事としてふさわしくないアイテムというものもあります。

自分たちは両親のことを思って選んだアイテムかもしれませんが、マナーとしてNGなものもあるため気をつけるようにしましょう。

ハサミや包丁などの鋭利なもの

ハサミや包丁などの鋭利なものは縁を切る、別れる、というイメージができてしまうため、昔から祝い事ではNGなアイテムだと言われています。

ハンカチ

ハンカチは一般的に贈り物として選ばれていますが、漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため、縁が切れることや別れを想像させてしまいます。

その中でも白いハンカチはNGと言われているため、気をつけるようにしましょう。

お茶

お茶は弔事の際に使用されることが多いため、結婚式のような祝い事の席ではNGになります。

櫛(くし)

櫛は語呂合わせで苦や死を連想させると言われており、祝い事の場ではNGになります。

上記で紹介した贈呈品にはふさわしくないアイテムは、両親のことを考えて思わず選びかねないものになります。

事前に把握し、NGアイテムを贈ってしまわないように気をつけましょう。

両親への贈呈品は贈らなくてもいいの?

結婚式の画像

結婚式を挙げる人の中には、贈呈品を贈る必要がないと考えている人も多いですよね。

実際に先輩花嫁の中でも、贈呈品を贈っていないという人は意外にも多いものです。

大人ウェディングや援助をしてもらったカップルは贈らないことも

30代以上同士の大人ウェディングのような結婚式や、結婚式の資金を両家の両親に出していただいているようなカップルは、あまり贈呈品を贈らない傾向があります。

30代以上になると両親への感謝の気持ちよりも、子離れして自分たちでゲストへのおもてなしをするような結婚式を挙げる人が増えてきますよね。

そのため両親への演出はわざわざ人前でおこなうものではない、と考える人が多いのです。

そのうえ両家の両親に結婚式の資金を援助してもらっているようなカップルは、両親のお金なのに両親へのプレゼントを贈るなんて筋が違うと考えることがあります。

もちろん両親へ贈呈品を贈る演出は、必ずおこなわなければいけないものではないため、結婚式の演出としてなくしてしまい、人前ではなく後でゆっくり贈るような方法でも問題ありません。