結婚式準備のためにドレス試着をしていると、ほとんどの人がブライダルインナーの購入を勧められるのではないでしょうか。
しかしブライダルインナーとはどんなものなのか、果たして本当に必要なのか、疑問に感じている人も多いと思います。
結婚式だからといって必要のないものまで買わされるのではないかと、もしかしたら騙されているような気分になっている人もいるかもしれません。
しかし結論から言うと、ブライダルインナーはドレスをキレイに着こなすために必要なものになります。
モデルさんのようにドレスを着こなすためにも、ブライダルインナーについて詳しく知っておきましょう。
ブライダルインナーってそもそもなに?必要なの?
ウェディングドレスは欧米の人の体型に合わせたものが多いため、どうしても日本人は美しく着こなすことができません。
ブライダルインナーは、いわばウェディングドレス専用の下着です。
日本人でもブライダルインナーを利用すれば、ウェディングドレスを美しく着こなせるようになるのです。
ブライダルインナーはバストやウエストを補正した上で、体のラインを強調させるものが多くなっています。
そのうえウェディングドレスは想像しているよりも重く、絨毯などの摩擦でズリ落ちてしまうこともあります。
しかしブライダルインナーを着用していればドレスが重たくてもウエストをしっかり支えているので負担も少なく、バストの形も補正されているのでドレスがズリ落ちてくる心配もありません。
ブライダルインナーを利用しなかった先輩花嫁の中には、こんな意見もありました。
comyukaさん:20代女性
挙式当日の写真を見返すと、自分では気がつかなかった部分がはみ肉をしていて恥ずかしい思いをしました。数千円のブライダルインナーを節約したのが失敗でした。
結婚式の写真はアルバムなどで形に残ってしまうため、ドレスを美しく着こなしていなければ後悔してしまいます。
ブライダルインナーを準備するならレンタル?購入?
ブライダルインナーの必要性を理解していただくことはできたと思いますが、レンタルで済ませてしまってもいいのか、購入したほうがいいのか悩んでしまいますよね。
ブライダルインナーを着用するときに一番重要なことは、自分のサイズにきちんと合っているかどうかです。
ブライダルインナーをレンタルして、自分のサイズにぴったりのものを選ぶことができれば問題はありません。
しかしほとんどの人はその時ある在庫の中から選ぶため、多少サイズが合っていなくてもいいやと妥協してしまうのです。
購入するのであれば自分のサイズにぴったりのものを選ぶことができますし、その後も友人の結婚式などに参加するときにも利用することができます。
中には自分のサイズにぴったりなブライダルインナーをオーダーメイドできる専門店もあります。
ブライダルインナーは何種類あるの?
ブライダルインナーは全て同じ形をしているのではなく、様々な種類があります。
そのため自分の体型に合った形のものを選ぶことが重要です。
ではそれぞれの形の特徴や、選ぶときの注意点について説明したいと思います。
- ブラジャー&ウエストニッパー
- ビスチェ・スリーインワン
- ガードル
- フレアパンツ・タップパンツ・ペチコート
ブラジャー&ウエストニッパー
ブラジャーといってもブライダル用のブラジャーは普段使用しているようなものではなく、カップ下のアンダー部分が長く、前部分にも補正力を強めるためのボーンと呼ばれる固めの部品が入っています。
普段着用しているブラジャーとは違い、バストトップを高くして美しく見せることが第一になっているのです。
そのうえホックの位置が普段着用しているものとは違い、アンダーバストよりも下の位置になるので背中の開いたドレスでも問題ありません。
そしてブライダル用のブラジャーと一緒に使用している人が多いものが、ウエストニッパーになります。
ブライダルニッパーとはコルセットのようなもので、ウエストの補正をしてくびれを作ったり姿勢を保ちます。
ただし胸下からお腹のあたりまであるため、サイズをきつくしてしまうと気分が悪くなってしまったり、料理を食べることができなくなってしまうので気をつけましょう。
ビスチェ・スリーインワン
ビスチェとはブラジャーとウエストニッパーが一体になっているものになります。
そしてビスチェにガーター紐がついているものを、スリーインワンといいます。
ブラジャーとウエストニッパーを着用すると締め付けがきつく、重なる部分で段差ができてしまうという問題があります。
しかしビスチェタイプは一体化しているので段差ができてしまうこともなく、締め付けが苦しくなる可能性が低いのです。
ただしバストは大きいのにウエストは細すぎるなどのサイズが違いすぎてしまう人は、どちらかにサイズを合わせなくてはいけないため、自分に合ったものがないことが多いので気をつけましょう。
ガードル
ガードルはウエストとヒップ、太ももを補正するズボンタイプのものになります。
下半身のラインが強調されるようなデザインのマーメイドラインやスレンダーライン、エンパイアラインのドレスに向いています。
フレアパンツ・タップパンツ・ペチコート
フレアパンツやタップパンツはキュロットタイプ、ペチコートはミニスカートタイプの、ショーツの上に履く薄手の肌着のようなものだと考えましょう。
ガードルの締め付け感が苦手な人や、お尻や太ももの補正が必要ないドレスを着用する人に向いています。
そのうえペチコートであれば結婚式が終わった後でも、普段着として着ることができます。
ブラジャー&ウエストニッパーとビスチェ・スリーインワンはどっちがいいの?
ブライダルインナーの種類について紹介をしましたが、ブラジャー&ウエストニッパーのセットかビスチェやスリーインワンなどの一体型になっているもの。
どちらを選択する方がいいのか、そしてなにが違うのかと思ってしまいますよね。
- ブラジャー&ウエストニッパー
- 自分にぴったりのサイズのものを選択することができ、ウエストニッパーは産後の補正下着としても活用することができる。
- ビスチェやスリーインワン
- ウエストニッパーほど締め付け感がなく、胸下の部分に段差ができないためシンプルで薄手のドレスでも活用することができる。
そのため自分にとって合うものはどちらなのか、見極めることが重要なのです。
ブライダルインナーの相場は?
ブライダルインナーは様々な種類があるからこそ、何を選ぶのかによって相場が変わってきてしまいます。
ブライダルインナーの平均相場
安い | 平均 | 高い | |
---|---|---|---|
ブラジャー | 5,400円 | 10,000円 | 15,000円 |
ウエストニッパー | 5,400円 | 10,000円 | 13,000円 |
ビスチェ・スリーインワン | 7,000円 | 16,000円 | 28,000円 |
フレアパンツ | 2,700円 | 3,000円 | 8,000円 |
ガードル | 4,000円 | 7,000円 | 16,000円 |
上記の表を見るとわかるように、ビスチェやスリーインワンよりも、ブラジャーとウエストニッパーを購入するほうが平均的に費用が高くなってしまいます。
先ほど自分にあったものを選ぶことが重要だといいましたが、費用の面も考慮した上で検討するようにしましょう。
他にも、ブライダルインナーの相場は購入する場所によっても大幅に変わってきます。
一番高くなってしまうのは、結婚式場で購入するケースです。
平均で5〜8万円程度になってしまうので、式場での購入は避けたほうがいいのではないでしょうか。
購入で一番安く済ませることができるのは、ネットショップで通販するケースです。
しかし通販には、実際に試着することができないというデメリットがあります。
通販はデパートなどの下着ショップなどの半額程度で購入できるため魅力的ですが、届いてみたら自分のサイズとは全然違ったなんてこともありえるため、おすすめはできません。
ブライダルインナーはいつまでに準備しておくもの?
ブライダルインナーは結婚式の何ヶ月前までに準備しておくのがいいのか、ギリギリでも間に合うものなのか準備をするタイミングで悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
一番おすすめする準備のタイミングは、挙式当日に着るドレスが決まってからになります。
ドレスによってはインナーが見えてしまう可能性もあるため、インナーを先に準備したことによってドレスの選択肢が狭くなってしまっては意味がないですよね。
そのため、ドレスを決めてからインナーを準備するようにしましょう。
もしも前撮りをするのであれば、前撮りの前にはインナーを準備しておくのがベストです。
ブライダルインナーを選ぶ時の3つのポイント
ブライダルインナーは、見た目や触り心地などで簡単に決めていいものではありません。
そのためブライダルインナーを選ぶときに気をつける、3つのポイントを確認しておきましょう。
- ドレスのデザインを考えた上で選ぶ
- サイズを測りなおしてから選ぶ
- 試着をしてから購入するのがおすすめ
ドレスのデザインを考えた上で選ぶ
先ほども説明したように、ブライダルインナーはドレスのデザインを考えた上で選ぶことが重要です。
とくに背中を気にしておかなければ、インナーが丸見えになってしまうことがあります。
そのうえドレスの質にとっては薄手でインナーのラインが透けてしまったり、不格好になってしまうことがあります。
必ず自分が着るドレスのデザインを考えて、インナーを選ぶようにしましょう。
サイズを測りなおしてから選ぶ
ブライダルインナーを準備するときは、一度自分のサイズを測ってみましょう。
多くの人が自分のサイズを知っているつもりになっているだけで、細かく熟知はしていません。
きちんと計ったことがある人でも、記憶しているのは何年も前のサイズなんてことはよくあるのです。
自分のサイズにきちんと合っているものを選ぶためにも、試着をする前にサイズを測りなおすようにしましょう。
試着をしてから購入するのがおすすめ
ブライダルインナーは自分のサイズにぴったりのものを選ぶことが大事になります。
そのため、必ず試着をしてから購入するようにしましょう。
お店の店員さんにアドバイスをしてもらいながら、サイズを確認してもらうのがベストです。
このとき自分が着るドレスの写真などを見せるとより良いものを選んでもらうことができるので、ドレスの試着姿の写真を見せれるようにしておきましょう。
マタニティでもブライダルインナーは使用できるの?
口コミサイトなどでは、マタニティウェディングでもブライダルインナーが必要なのかと質問している人を見かけます。
たしかにお腹を締め付けるようなインナーを着用してしまうと、お腹の中の赤ちゃんだけでなく母体にも影響がでてしまいます。
しかし最近ではマタニティ用のブライダルインナーというものがあります。
お腹周りやバストのサイズ調整が簡単にできる上、きちんと支えることのできるものばかりなので、お腹が大きくなっていても問題はありません。
むしろ重たいドレスを着ていても、腰やお腹に負担がかかることがなくなるのです。
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