結婚式や披露宴をしたくないのに、家族からの強い希望などで仕方なく結婚式を挙げることになりそうな人が多いのではないでしょうか。
したくないと言っているのに、やらなきゃいけないなんて億劫ですよね。
結婚式をしたくないときの解決方法や周りを説得する方法をまとめたので、参考にしてください。
- お金をかけたくない、妊娠している、セレモニー的行為が嫌いという理由で結婚式を挙げない人が多い
- ダケ婚やマタニティウエディング、フォトウエディングなどを視野に入れよう
- 挙げたくない理由が家計状況なら具体的な数字を出せば説得できる可能性が高くなる
結婚式や披露宴をしたくない7つの理由とその解決法
結婚式や披露宴をしたくない理由は人それぞれあると思いますが、その中でも多い理由が以下の7つです。
- お金をかけたくない
- 妊娠している
- 容姿にコンプレックスがある
- 友達が少ない
- 親族が少ない
- 離婚歴がある
- セレモニー的行為が嫌い
特にお金をかけたくない、妊娠している、セレモニー的行為が嫌いは、結婚式を挙げない3大理由だと言われています。
経済の不況やさずかり婚の増加が、結婚式をしたくないカップルが増えた原因であることがわかります。
そんな中で結婚式を挙げなくてはいけないのですから、負担に思いますよね。
ここからは少しでも負担に思う部分が減るように、理由別の解決方法を紹介していきますので参考にしてください。
お金をかけたくない人はダケ婚も視野に入れよう
結婚式や披露宴をしたくない理由で一番多いのが、お金をかけたくないというものです。
お金がない場合や、結婚式にお金を使うこと自体もったいないと思っている人など、結婚式にお金をかけたくない背景は様々ですが、お金をかけなくても結婚式はおこなえます。
お金をかけずに結婚式を挙げる方法の一つにダケ婚というものがあります。
ダケ婚は挙式だけ、パーティーだけ、写真だけなど、自分たちがやりたいものだけをピックアップしておこなえる結婚式のことで、費用の面も自由が利きます。
結婚式の平均費用は360万円と言われていますが、必ずしもお金をかける必要はありません。
例えば挙式だけをおこなう場合15万〜30万程度あれば足りますし、ご祝儀で自己負担額をまかなえるので、実質ゼロ円で結婚式を挙げることが可能です。
自己負担ゼロでも結婚式はできる!
結婚式場の支払い方法は大体の場合が現金で前払いか式の数日前に振込なので、貯金がなければ結婚式を挙げられないと思っている人がほとんどだと思います。
しかし式場と直接契約するのではなく、ハナユメなどの式場割引サイトなどを介して契約すると、後払いができたり、クレジットカードなどを使用してカードローンが利用できたりと支払い方法の選択肢が広がります。
結婚式ではゲストからご祝儀を一人平均3万円もらえるので、後払いにした場合はご祝儀で費用をまかなって、自分のお金に一切手をつけずに結婚式をおこなうことが可能です。
自己負担ゼロで結婚式を挙げられる?後払いをご祝儀でまかなって0円を実現!
自己負担ゼロで結婚式を挙げる方法を紹介しています。結婚式の費用は後払いにすることができるのか、ご祝儀でまかなうための方法を解説。0円結婚式を実現するための裏技も紹介しています。自己負担ゼロのメリット・デメリットもチェックしておきましょう。
また妊娠中で、これから出産や子育てでお金がかかるから結婚式を挙げたくないと思っている人も、マタニティウエディングなら格安で結婚式を挙げることができます。
妊娠中でもマタニティウエディングなら格安で結婚式が挙げられる
マタニティウエディングではお得なプランが用意されていることがほとんどで、格安で結婚式を挙げられます。
また手厚いサポートが受けられるため、体に負担をかけずに結婚式の準備をおこなえます。
自宅で打ち合わせをしてくれる結婚式場もあるので、外出が難しくても問題ありません。
ただしマタニティウエディングをおこなう場合は、安定期の間に結婚式を挙げましょう。
マタニティウェディングの時期は妊娠何ヶ月がベスト?式場選びの仕方
妊娠中の結婚式であるマタニティウェディングについて紹介しています。結婚式を挙げる時期や授かり婚で気をつけるポイントなど。安心してマタニティウェディングが挙げられる式場の選び方も合わせてチェックしておきましょう。
容姿にコンプレックスがあっても工夫次第で隠せる
自分の顔や体型にコンプレックスがあって、結婚式を挙げたくないと思っている人は多くいます。
しかしコンプレックスがあるからといって結婚式を挙げないのは本当にもったいないです。
結婚式では、プロのメイクスタッフに化粧をしてもらうことができます。
顔にコンプレックスがあったとしても、プロの手にかかれば自分ではうまく隠せなかった部分をカバーしてもらえるので、自分に自信が持てます。
輪郭が好きじゃない人でも、髪型一つでうまく隠すことも可能です。
また体にコンプレックスがある場合でも、ドレス選びのコツさえわかればうまく隠すことができます。
体が気になる場合はドレスの種類に気をつけよう
体のコンプレックスにも、背の高さや胸の大きさ、体型など様々な種類があると思います。
しかし体に合うドレスを選べばコンプレックスが気になることはありません。
例えば背の低さで悩んでいるのであれば、エンパイヤラインやマーメイドラインなどスカートにボリュームのないドレスが似合います。
胸の小ささで悩んでいる場合は、ハイネックやアメリカンスリーブタイプのドレスがおすすめです。
このように体型別で似合うドレスが必ずあるため、コンプレックスがあるから無理だと諦めずに似合うドレスを探しましょう。
下記の記事で体型別に似合うドレスを詳しく紹介しているので、参考にしてください。
容姿に自信がないから結婚式をしたくない?ブスでもキレイな花嫁になれる方法
容姿に自信がないから結婚式をしたくないと思っている人のために、キレイな花嫁になる方法や体型別で似合うドレスを紹介しています。容姿のコンプレックスが原因で結婚式を挙げないなんてもったいないです。少しの努力でキレイな花嫁を目指せますので、ぜひ参考にしてください。
どうしても顔や体を出したくないという人は、和装がオススメです。
和装なら顔も体も隠すことができる
ドレスは体や顔の露出が多くなってしまうので、全体的に隠すことはできません。
しかし和装であれば、角隠しや絹帽子で顔は隠れますし、着物は体型がわかりにくいためコンプレックスを余すことなく隠せます。
ドレスは前撮りで着て、本番は神前式で和装婚というのも選択肢の一つですよ。
友達が少ないのであれば親族のみの結婚式がオススメ
結婚式に呼ぶ友達があまりいないから、結婚式を挙げたくないと思っている人も多いのではないでしょうか。
特にパートナーは友人や知人が多いのに自分は少ないから恥ずかしい、という話をSNSなどでよく見かけます。
その場合は友人などを呼ぶ盛大な結婚式ではなく、親族のみの少人数結婚式がオススメです。
小さめの会場であれば、ゲストの人数が少なくても寂しい印象にはなりません。
もしもチャペルや会場の余白が気になる場合は、レストランなどで食事会を開いてみてはいかがでしょうか。
食事会だけでもお披露目会としては十分
個室のあるレストランや料亭などで食事会をおこなうだけでもお披露目したことになるので、双方の親族とも納得すると思います。
食事会では新郎はタキシードで新婦はドレスを着用する場合が多く、親に晴れ姿を見せることもできます。
費用も普通の結婚式と比べて安く済むので、浮いたお金で少し豪華な新婚旅行に出かけるのもいいですね。
親族のみで結婚式をしたい!費用相場から食事会の進行方法まで徹底ガイド
親族のみで結婚式を挙げたい人へ。費用相場や食事会の進行方法、演出、余興(ゲーム)、司会について徹底ガイドしています。どこまで呼べばいいのかや、受付・乾杯の挨拶の人選について悩んでいる人もぜひ参考にしてください。
親族が少ない人は二人だけの結婚式でロマンティックなひと時を過ごそう
親族が少ない場合は、相手の両親に事情を伝えてパートナーと二人だけで挙式をおこなうのはいかがでしょうか。
二人だけで寂しくないのかと思うかもしれませんが、挙式は緊張感のある神聖なものなので、二人だけの方がロマンティックな雰囲気を楽しめますよ。
またゲストのことを考えて場所を決める必要がないので、新婚旅行も兼ねて海外で挙式をおこなうカップルも少なくありません。
新婚旅行も兼ねて海外挙式がおすすめ
海外挙式であれば、ハワイやグアムが人気です。
挙式後はそのまま滞在して旅行ができるため、思い出作りにもなっていいですよね。
友人などにお披露目したいのであれば、帰国後に友人を集めたパーティーを開催しましょう。
とはいえ海外挙式となれば、費用が高くなってしまうのではないかという疑問が出てくると思います。
海外挙式にかかる費用や、安く挙げるコツなどは下記の記事で紹介していますので、気になる人はご覧ください。
二人だけの海外挙式を格安にするコツ!費用を抑えて理想の結婚式を挙げよう
二人だけの海外挙式はそもそも費用が安いですが、格安にするためのコツを把握しておくとさらに料金を抑えてリゾート婚を実現できます。リゾートウエディングで人気のエリアに必要な費用も合わせて紹介していますので、参考にしてください。
再婚でも国内でリゾート婚を挙げる人が多い!
再婚でも、結婚式を挙げているカップルは多くいます。
再婚の場合は、お披露目を目的にせず、二人の思い出作りのためにおこなうケースがほとんど。
海外よりも手軽に行けて新婚旅行も兼ねられることから、国内のリゾート地が人気のエリアとなっています。
特に軽井沢や伊豆など落ち着いた雰囲気の土地が人気で、挙式後は旅館などでゆっくりと二人の時間を過ごせます。
新婚旅行も兼ねてゆっくりしよう
海外であれば、せっかく来たのだからと観光に出かけたり買い物をしたりと忙しくなりそうですが、国内の場合はいつでも行けるためゆっくりできるのがいいですよね。
温泉が有名な土地で結婚式を挙げる場合は、挙式後に温泉旅館にいって二人だけの時間を楽しめます。
軽井沢ならリゾートホテルで、スパや豪華な食事を楽しみましょう。
国内リゾート婚にかかる費用は?人気リゾート地別に予算の内訳を紹介!
国内リゾート婚をおこなうといくら費用が必要なのかを、ゲストの人数別やハネムーンとセットにした場合など様々なケースで紹介しています。人気の国内リゾート地で挙式をする際にかかる費用もエリア別で詳しく紹介していますので、参考にしてください。
セレモニー的行為が嫌いな人は写真で思い出を残そう
セレモニー的行為が嫌いな人は、以下のように思っている人も多いのではないでしょうか。
- 目立ちたくない
- 式で何をするか考えるのがめんどくさい
- ご祝儀をもらうのが申し訳ない
結婚式を挙げると、上記の3点はつきものです。
上記で紹介してきた様々な解決方法も、セレモニー的行為が嫌いな人にとっては苦痛を伴うものになってしまう可能性があります。
そのため、セレモニー的行為が嫌いな人はフォトウエディングがおすすめです。
フォトウエディングならセレモニー的行為がない
フォトウエディングといっても結婚式をするわけではなく、ウエディングドレスやタキシード姿で写真を撮るだけなので目立つこともなければ何かを考える必要もありません。
ご祝儀ももちろんもらわないので、セレモニー的行為が嫌いな人には一番の解決法だと言えます。
写真を撮れば思い出にも残りますし、家族に晴れ姿を見せることもできます。
撮影場所によって費用にばらつきはありますが、スタジオ撮影であれば数万円で済むため財布にも優しいですよね。
フォトウエディングにかかる詳しい費用は下記の記事で紹介していますので、参考にしてください。
フォトウェディングの費用相場はいくら?写真のみだと後悔しない?
フォトウェディングにかかる費用相場はいくら?人気スポットである沖縄と京都の平均金額と格安プランを紹介!写真のみで後悔しないか心配な人がやっておくべきことや、撮影を最大限に楽しむポイントについても徹底解説しています。ステキな写真を記念に残しましょう。
とはいえ人生で一度しかない結婚式のチャンスを逃してしまうと、後悔してしまうかもしれません。
結婚式をやらずに後悔した人の割合は31%
結婚式を挙げなかったカップルの3割は後悔しているという調査結果が出ています。
3割というと少なく感じるかもしれませんが、10組のうち3組も後悔しているのですから、あなたが後悔する可能性は十分にあります。
実際に結婚式を挙げなかった人の声を聞いて、本当に後悔しないか考えてみましょう。
挙げた方がよかったと後悔した人の声
結婚式を挙げない選択肢を選んだものの、挙げた方がよかったと後悔している人はたくさんいます。
実際に後悔したという女性たちから話を聞くことができたので、紹介していきます。
籍を入れる前に妊娠が発覚したので、結婚式を挙げるという選択肢は最初からありませんでした。
ただ親にウエディングドレス姿を見せてあげれなかったことが心残りでした。
無事に子どもを出産してからマタニティウエディングの存在を知って、後悔しました。
私も夫も貯金があまりない状態で結婚したので、高額な費用がかかる結婚式はおこないませんでした。
しかし数年経ってから友人の結婚式に参列して、みんなから祝福されている友人を見て急に羨ましくなりました。
調べてみるとお金をかけずにおこなえる結婚式もあったので、やらないと決める前によく調べておけばよかったと後悔しました。
上記のように、結婚式に参列して急に羨ましくなって後悔したという人は少なくありません。
人生の中で、みんなに集まってもらい祝福してもらえるのは結婚式だけです。
自分のために集まってもらえるのは結婚式のみ
結婚式は自分のために多くの人が集まってくれるイベントです。
自分のために多くの人が集まってくれる機会は、生まれた時と結婚した時、死んだ時の3回しかないと言われています。
たった3回しかない機会の中で、自分の記憶に残るイベントは結婚式のみです。
それを逃してしまうのは、もったいないのではないでしょうか。
自分のために様々な場所から多くの人が集まってくれる機会は、結婚式を逃してしまうと後にも先にもありません。
様々な理由から結婚式を挙げたくないと思っているかもしれませんが、せっかくのチャンスを棒に振るのはもったいないということを理解しておきましょう。
それでもどうしても結婚式を挙げたくないという人は、なんとかして親やパートナーを説得する必要があります。
どうしても挙げたくない!親やパートナーを説得する方法
結婚式を挙げないのはもったいないと言ってきましたが、様々な事情からどうしても結婚式を挙げたくない人もいると思います。
しかし結婚は自分だけの問題ではないので、挙げたくないのであれば周りを説得しなくてはいけません。
説得といっても、挙げたくないの一点張りでは相手も諦めてくれませんし、角が立ってしまいトラブルに発展する可能性もあります。
ここからは親やパートナーを、うまく説得する方法を紹介していきます。
写真だけの結婚式「フォトウエディング」を提案する
親が結婚式をしてほしいと言っている場合は、フォトウエディングを提案してみましょう。
フォトウエディングとは、上述したようにウエディングドレスとタキシード姿で写真を撮ることです。
親は子どもの晴れ姿が見たいものです。
スタジオに招待すれば直接晴れ姿を見せることができますし、写真を渡せば一生の思い出品になります。
写真と一緒に感謝の気持ちを書いた手紙を渡すと、さらに喜んでくれるのではないでしょうか。
結婚式風パーティをする
相手がどうしても結婚式を挙げたい場合は、思い切って家で結婚式風パーティーを開催してみてはいかがでしょうか。
準備や片付けは大変ですが、家でおこなえばカジュアルなパーティーになりますし、リラックスできると思います。
服装もきっちりとしたドレスとスーツではなく、白いワンピースとセットアップのようなカジュアルな服装にすればセレモニー感も薄れます。
また開催場所が家なので、大人数を呼ばなくていいのもメリットです。
本当に仲のいい友人数人と、カジュアルなホームパーティをしていると思えば楽しめますよ。
やった方がいいという意見も理解する
結婚式を挙げた方がいいと言ってくる人たちは、意地悪で言っているわけではありません。
それなりの理由があるから挙げた方がいいと勧めてくるのだと理解することも必要です。
結婚式は二人の自己満足だけで挙げるものではなく、家族や友達など周りの人間に対して結婚しますよという報告と感謝を込めておこなうものです。
また上述したように、自分のためだけにたくさんの人が集まってくれる機会は結婚式以外ありません。
結婚式は人生において重要なイベントだと考えているからこそ、勧めてきます。
頭ごなしにやらないとつっぱねるのではなく、意見を理解しようとする努力も必要です。
挙げたくない理由を正直に伝えてみる
結婚式を挙げたくない理由を正直に話してみれば、意外と納得してくれるかもしれません。
例えば結婚式に呼ぶ友達がいないから挙げたくないのであれば、恥ずかしいと思っていることも正直に話せばわかってくれると思います。
セレモニー的行為が嫌いな人は、結婚式に対する思いを正直に打ち明けてみてください。
何を言われても意見が変わらないという態度でいれば、相手も諦めてくれます。
経済的な理由で説得したい場合は、家計状況を数字で詳しく書き出しましょう。
家計状況が理由なら具体的な数字を出した方が説得しやすい
家計状況を理由に結婚式を挙げたくないのであれば、現状の収入と支出を詳しく書き出して親やパートナーに伝えましょう。
本当に結婚式を挙げる余裕がないことが伝われば、相手も納得せざるを得ません。
今の収入と支出を詳しく書き出して、苦しいとアピールしましょう。
ブライダルローンを組んだ場合や、無理をして結婚式を挙げた場合に予想される家計状況も書き出すと、説得力が上がります。
ただしどんな方法であれ説得するのならば、お互いに条件を譲歩する必要があります。
一方的に押し付けるのはトラブルの元になるので、やめておくのが無難です。
また結婚式を挙げないと意固地になるのではなく、無料のブライダルフェアに参加してから決めても遅くはありません。
むしろブライダルフェアに参加しても挙げたくないと思うのであれば、相手側も諦めがつくのではないでしょうか。
結婚式を断るくらいで、そこまでしなくてはいけないのかと思う人もいるかもしれませんが、上述したとおり、結婚式は自分のためだけに挙げるのではありません。
そもそも結婚式は何のために挙げるの?
結婚式を挙げたくないと思っている人の中には、そもそも結婚式を何のために挙げなくてはいけないのか分からないと思っている人も多いのではないでしょうか。
意味を見出せないからやりたくないのであれば、結婚式を挙げる意味を知ってからもう一度考え直してみてください。
結婚式の意味を知れば、挙げたくなるかもしれませんよ。
では結婚式を挙げる意味を紹介していきます。
人生にけじめをつけるため
けじめをつけて新しい生活をスタートさせる、というのが結婚式をおこなう意味の一つです。
結婚式を挙げた多くのカップルが結婚式をしたことによって、けじめがついたと答えています。
結婚したからには家族を守っていくんだという気持ちが結婚式で芽生えるのですから、すごいですよね。
そういった気持ちが芽生える背景には、パートナーや親との絆を確認したり、周りから盛大に祝福されたりという普段味わえない経験があります。
何事にもけじめは重要なので、籍を入れてなんとなく生活していくだけではなく、これから家族になるという意思表示を結婚式ですることが重要です。
今まで育ててくれた親に感謝の気持ちを伝えるため
結婚式は親のためにおこなったと答えるカップルも多くいます。
親へ感謝の気持ちを伝えるというのも、結婚式をおこなう意味の一つです。
自分の子どもが主役になっている姿を見れただけでも、親は嬉しいものです。
また披露宴で花嫁の手紙を読むことで、直接感謝の言葉を伝えられます。
あなたの晴れ姿を見て涙ぐんでいる親の姿を見たら、結婚式を挙げてよかったと思えるのではないでしょうか。
友人におもてなしをしつつ祝福してもらうため
結婚式で友人に対して今までありがとう、これからもよろしくという意味を込めて精一杯おもてなしすることで友人との絆が深まります。
また盛大に祝福してもらうことで、パートナーと喧嘩して離別を考えた時に、あんなに祝ってもらったし、というストッパーになり得ます。
中には友人に祝ってもらうのはおこがましい、と思っている人もいるかもしれません。
しかし結婚というおめでたいイベントを祝ってもらうのはおこがましいことではありません。
逆に友人に結婚はしたけど祝わなくていいから、と言われたらどんな気持ちになるのか考えてみてください。
少しさみしい気持ちになるのではないでしょうか。
それは周りの人間も同じなので、友人にさみしい思いをさせないためにも盛大に祝ってもらいましょう。
パートナーとの絆を深めるため
結婚式は夫婦の最初の共同作業です。
二人で達成することにより、絆が深まりますよ。
結婚式の準備では何度も喧嘩をするかもしれませんが、終わってみればいい思い出になります。
結婚式をせずに籍だけを入れることをナシ婚と呼びますが、ナシ婚を選択すると離婚率が上がるという調査結果が出ています。
離婚の可能性を減らすためにも、結婚式を挙げることも視野に入れましょう。
ナシ婚について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
ナシ婚を選択したカップルの割合と後悔しないための対策法を徹底解説
結婚式を挙げずに入籍だけをおこなうナシ婚を選択すると、後悔したり離婚率が上がるという話をよく聞きます。この記事では後悔しないための対策方法と、ナシ婚を選択したカップルの割合、ナシ婚のメリットとデメリットまでを紹介しているので、後悔しないように役立ててください。
結婚式を挙げないと言い切る前に一度考え直してみよう
ここまで結婚式をしたくない理由と解決法、結婚式の意味まで紹介してきましたがいかがでしょうか。
結婚式はお金がかかるうえに準備がめんどうだ、と思う気持ちも分からなくはありません。
しかし自分が主役になれる人生に一度の機会です。
結婚式を挙げるのであれば、一生の思い出をつくるつもりでしっかりと向き合いましょう。
挙げないという選択をしたとしても、後悔のないようにしてくださいね。