結婚式を控えているプレ花嫁の中には、ウェディングドレス選びで悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
ウェディングドレスは1つ1つデザインが違うため、なかなか自分に合うドレスを見つけられません。
このページでは、「ウェディングドレスの選び方」から「ウェディングドレスの種類別の特徴」、「悩み別のおすすめドレス」まで紹介していますので、ウェディングドレス選びの参考にしてください。
ウェディングドレスは、ある程度知識を持って選択すれば失敗することはありません。
そもそもウェディングドレスは何種類あるの?
ウェディングドレスを真剣に選び始めると、まずは種類の多さに驚くと思います。
シルエットが同じでも装飾が違ったり、胸元の広さやスカートの広がり具合など、細かい部分に目を配ると切りがありません。
その中でもウェディングドレスは大きく分けて6種類の形に分けられ、それぞれに特徴があります。
- Aライン
- プリンセスライン
- マーメイドライン
- スレンダーライン
- エンパイアライン
- ミニライン
上記で紹介した6種類のドレスは、どんな式場でも準備されているラインナップです。
どのタイプが自分に似合うのか、理想と現実のギャップはあるのかなど、試着をしながら見極めていく必要があります。
しかし、試着できるドレスは数着程度と決められており、全てのドレスを着てみることはできません。
自分がなりたい花嫁のイメージは?ドレス別の特徴を紹介!
ウェディングドレス選びをするときは、なりたい花嫁のイメージをするのが最も効率的です。
たとえば、可愛らしいディズニープリンセスのようになりたい、あまり気取らない花嫁になりたいなど、大まかなイメージで問題ありません。
下記で紹介しているドレス別の特徴と、思い浮かべた理想のイメージを照らし合わせ、自分に合ったウェディングドレスを見つけましょう。
Aラインは可愛いイメージに
Aラインはウエストの位置が高く、裾までスカートが広がっていることから、アルファベットの「A」に見えるシルエットをしています。
どんな体型の人でも着こなせるため、Aラインを選ぶ人は比較的多いといえるでしょう。
式場の雰囲気に呑まれて目立たなくなる心配もないので、ウェディングドレスの中でも安心して選択できる1着になります。
プリンセスラインは王道の花嫁に
プリンセスラインは、Aラインよりもスカート部分にボリュームがあるため、華やかな雰囲気を創りだせます。
大きく広がるスカートが特徴的ですが、下に履くパニエによってボリュームは調整できます。
ウェディングドレスといえばプリンセスラインのドレスを思い浮かべる人が多く、色味や刺繍などのデザインが豊富なのも特徴です。
全体的に豪華なものが多く、広い会場でも見劣りすることがありません。
マーメイドラインは大人っぽく上品に
マーメイドラインのドレスは、胸元からひざ下までボディラインにフィットするつくりになっており、人魚の尾びれのように裾だけ広がっているのが特徴です。
女性らしい体のラインを魅せられるので、大人っぽく上品なイメージになります。
身長の高い花嫁だけに向いていると思われがちですが、縦のラインが綺麗に出るため、意外にも低身長の花嫁におすすめしたいドレスです。
スレンダーラインは上品で清楚に
スレンダーラインは全体的に細身なつくりになっており、レースや刺繍のデザインに凝っているものが豊富です。
スカートの裾が広がっておらず、レストランや少人数結婚式の会場でも邪魔にならないのが特徴です。
スレンダーラインのドレスであれば、可愛らしい花嫁ではなく、大人っぽくてスタイリッシュな花嫁になれるでしょう。
エンパイアラインはナチュラルな雰囲気に
エンパイアラインは胸下で切り替えが施された、スカート部分の割合が多いシンプルなドレスです。
古代ギリシャの女神をモチーフとしたデザインになり、どんな年代でも着こなせるのが特徴です。
ハイウエストで縦のラインが強調されるため、ペンシルラインと呼ばれることもあります。
ミニラインは個性的で元気なイメージに
ミニラインのドレスは、個性的で若さ溢れるイメージになります。
靴やアクセサリーなどの小物が映えるだけでなく、動きやすくつくられているため、二次会やガーデンウェディングにぴったりです。
ただし、ミニドレスは年配の人に受け入れてもらえないケースがあるので、事前に許可を取るなどの気を配りましょう。
ウェディングドレスの選び方|運命の1着を見つける手順
ウェディングドレス選びをするときは、なるべく無駄のないように進めていくのが一番です。
試着をするのも大切ですが、試着の回数をこなすほど悩んでしまう人がほとんどです。
たくさん試着したものの結局どれがいいのか決められない、なんて状況に陥らないためにも、ドレス選びの手順を身につけておきましょう。
- 年齢に合ったドレスに絞る
- 会場の雰囲気に合ったドレスを選ぶ
- 白の色味を決める
年齢に合ったドレスに絞る
ウェディングドレスを選択するときは、まず自分の年齢に合ったデザインを選択するように心がけましょう。
個人的に楽しむのはいいかもしれませんが、親族や会社の上司を招待している中、年相応でないドレスを着ているとゲストは引いてしまいます。
自分が着たいドレスを着るのもひとつですが、年齢や体型に合ったドレスを選択したほうがゲストも満足できること間違いありません。
どれだけ気に入ったドレスだとしても、年齢に合わないドレスは候補から外しましょう。
会場の雰囲気に合ったドレスを選ぶ
ウェディングドレスは、式場の雰囲気に合わせることも忘れてはいけません。
チャペルが豪華な大聖堂なのに、シンプルで装飾が少ないものを選択すると、地味だと思われる可能性があります。
自分が結婚式をおこなうチャペルの規模や雰囲気などを考え、ドレスの質や品の良さなど、式場に見合うものを選択しましょう。
白の色味を決める
ウェディングドレスは白を基調としていますが、一概に「白」といっても一色ではありません。
純白だけでなく黄色がかった白、アイボリーなど、1着ずつ色味が違うのが一般的です。
肌の色に合わせて似合う白の色味は変わるので、何着が試着して違和感のない色味を見つけるのがベストです。
気になる部分はドレスでカバー!悩み別おすすめドレス
ドレス選びで悩んでいる人の中には、コンプレックスをカバーできるものを探している人も多いのではないでしょうか
ウェディングドレスは普段の服装と違うため、気になる部分がでてくるものです。
しかしドレスの特徴を押さえておけば、コンプレックスを隠すこともできます。
花嫁が抱える悩み別に、おすすめのドレスを紹介していきましょう。
背が低い | 縦ラインを強調するマーメイドやエンパイア |
---|---|
二の腕が太い | パフスリーブやフレンチスリーブのもの |
顔が大きい | Vネックやハートネック |
胸が小さい | ウエストが絞られたもの |
お尻が大きい | スカートの広がりが大きいプリンセス |
背が低い→マーメイドやエンパイア
背が低いと悩んでいるのであれば、ドレスは縦のラインを強調できるマーメイドやエンパイアを選択しましょう。
背が低いからといってAラインやプリンセスを着ると、縦のラインよりも横のボリュームが気になるケースがあります。
あえて細身なデザインを選択すると、低身長でもスマートに着こなせるのでおすすめです。
二の腕が太い→パフスリーブやフレンチスリーブ
普段あまり出すことがない二の腕は、花嫁にとって一番気になるポイントだと思います。
二の腕は脂肪を落とすのが難しいだけでなく、下手に隠すと目立ってしまうケースもあります。
思い切って出してしまうのが一番おすすめですが、二の腕をカバーしたいのであれば、袖口をバルーン上に膨らませたドレス(パフスリーブ)や、肩部分に切り替えがないドレス(フレンチスリーブ)がおすすめです。
さりげなく二の腕が隠れるだけでなく、刺繍などの装飾で上品に見えます。
顔が大きい→Vネックやハートネック
体に比べ、顔が大きいのではないかと悩んでいる花嫁もいると思います。
顔と体のバランスが悪いとドレスが上手く着こなせず、自分に似合うドレスが見つからないと悩みがちです。
顔の大きさで悩んでいるのであれば、Vネックやハートネックになっているドレスを選び、首元をスッキリさせることを心がけましょう。
胸が小さい→ウエストが絞られたものやブライダルインナーでカバー
ドレス選びをしている花嫁の中でも、胸が小さいことで悩んでいる人は決して少なくありません。
サイズが合っていないと胸元がパカパカになってしまうだけでなく、ドレスがずり落ちてしまう危険性もあります。
そんな人はウエスト部分が絞られているドレスを選択するか、ブライダルインナーで胸元をカバーしましょう。
お尻が大きい→スカートの広がりが大きいプリンセス
お尻の大きさで悩んでいるのであれば、スカートの広がりが大きいプリンセスラインのドレスがおすすめです。
胸下から広がるデザインのため、お尻のラインがでることなくウェディングドレスを着られます。
腰にリボンをつけるとスッキリ見えるため、ワンポイントとして取り入れてみるのもひとつです。
ウェディングドレスをより美しく着こなすポイント
ウェディングドレスが選べたら、最後にドレスの魅力を最大限に引き出せる着こなし方を身につけておきましょう。
ドレスそのものが美しいのはもちろんですが、ドレスは着る人によって印象が変わります。
自分がドレスの良さを引き出せるように、ポイントを押さえておきましょう。
- ウェディングドレスに合わせた小物選び
- 髪型やメイクはドレスの色味に合わせる
- ドレスを着たときは立ち振る舞いに気をつける
ウェディングドレスに合わせた小物選び
ウェディングドレスは靴やアクセサリーなどを合わせることで、より美しく着こなすことができます。
しかし、ドレスに合っていない小物を身につけると、ドレスの美しさは半減します。
ウェディングドレスの魅力を最大限に引き出すためにも、ウェディングドレスに合った小物を選択しましょう。
髪型やメイクはドレスの色味に合わせる
ウェディングドレスを綺麗に着こなしたいのであれば、髪型やメイクはドレスの色味に合わせましょう。
白といっても透明度や光の当たり方は1着1着違い、ドレスの華やかさに見合う髪型やメイクをするのがベストです。
たとえば、ドレスは華やかで上品なのに髪型やメイクはすっぴんに近いほどシンプルだと、どこか違和感を感じてしまいます。
ドレスの品に合った髪型やメイクをすることで、ウェディングドレスの美しさを引き立てましょう。
ドレスを着たときは立ち振る舞いに気をつける
ウェディングドレスを着た時は、歩き方や手の位置など、立ち振る舞いに気をつける必要があります。
どれだけドレスが綺麗でも、着ている花嫁が大股で歩いたり、腕を組んでいたりするだけで、全てが台無しです。
花嫁としての立ち振る舞いに気をつけ、ゲストに不快な思いをさせてしまわないよう気をつけましょう。
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